ベトナムの香水ブランド「Morra Perfume」は、Trịnh Thương Thươngと他2人によって2019年に創業。国内市場で徐々に人気を博している。Morra Perfumeは、デザイナーズ香水のセグメントに位置づけられ、年間3〜5種類の新しい香りを発表している。現在、31の香水ラインを持つ。原材料はドイツ、フランス、スイスのトップ香料メーカーから輸入し、香水の開発には約6ヶ月かけているという。価格帯は50mlで1,79百万ドン、100mlで2,69百万ドン程度としており、ベトナムの輸入デザイナーズ香水と同等。
ベトナムでは国民保険制度が’2009年から施行され、9割以上の国民が保険に加入しており、東南アジアの中でも比較的進んでいる一方、総医療費に占める国民の自己負担率が40%を超える。
医療保険に加入すると、医療保険カードが購入できるが、医療保険カードには、加入者が最初に受診するべき郡の医療機関等が記載されている。
ベトナムの保険制度は、各加入者の居住地で保険適用される指定病院が医療保険カードに記載されている。医療機関で受診する場合、指定の国営病院/診療所にかかることで高い割合の保険適用が受けられる。一方、指定以外の病院/診療所で受診する場合、保険適用の条件が規定され、居住地域内の群病院、省病院、国立病院というように大病院で受診することで、保険適用の割合は低くなる。また、被保険者の職業や年齢でも保険適用割合が異なり、軍、警察・公安関係者、6歳以下の子供については100%を上限として保険適用を受けることが可能。戦争被害者・退役者、低所得者、少数民族は95%が上限となっており、その他の国民は80%が上限。
保険適用となる健診や治療も規定されており、その内容によって保険適用割合が異なるなど複雑。国民保険の適用を受けるためには、病院の受付・会計窓口で手続きを行う必要があるため、大病院の受付・会計窓口は常に混雑している。一方、民間病院での受診は、医療費に対して10%以下の保険の適用率になるケースが多く、ベトナムの高所得者層は国民保険を活用せずに、民間病院で医療サービスを受ける傾向にある。また、中所得者層でも、下位病院の医療サービスの質の低さから、保険適用を受けることができなくても群病院や省病院、国立病院、場合によっては医療サービスを比較的安価に提供している民間病院を選択するケースも多い。
また、保険適用される指定病院で受信した場合でも、その病院の医療水準に依っては対応できない場合が発生し、その場合は移送手続きが必要となる。移送手続きは下記のフローで行われるが、実際は時間と手間を要し、且つその手続きが行われるかどうかの基準が明確ではない。
〔移送手続き〕
1.移送について患者や患者代理人に通知、理由を説明
2.病院の代表者が移送を認める書類に署名
3.移送の予定と患者の病状を相手病院に連絡
4.医療記録、移送承認文書とともに、患者を移送
医療記録、移送承認文書、カルテ等の電子化が求めれれる一方、そもそも患者が自由に受診病院を選択し、指定病院でなくても指定病院と同様の適用割合にて保険適用を受けれるようにすべき、との議論もある。その場合、特級、1級~4級に分類される医療機関において、病床稼働率の偏在(高級の医療機関での受診者が増える)が一層生じ、高級の医療機関で受けるべき患者の受診が遅れるなどの問題も発生する。


